12月25日の日記

2004年12月25日
クリスマスイブがクリスマスへと変わるころケーキが焼きあがった。
両親の分をいれて4つのカップを用意する。
今の光景を世間の寂しい野郎達が見たら歯軋りするのだろうか。
真夜中に女子高生が作った焼き立てケーキを食べる男は明らかに少数派だろう。
そう思って自分を慰める。

ケーキが切り分けられた。
少々焦げているのは愛嬌というものだ。
「メリークリスマス」
いつも通り変わらない空気がなぜかほっとする。
焼きたてのケーキを食べながら心の中で彼女に謝る。

すまん妹よ、本当は彼氏とイヴを過ごしたかったんだろうな…
お前が振られて実は安心している外道な兄を許してくれ

今年も「家族」とクリスマスを迎える駄目人間の12月25日はこうして始まった。

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