印象に残った授業
2004年9月12日久しぶりに夢を見た。
義務教育時代のとある授業の夢だ。
その先生は毎回のように友人のA君をネタに笑いを取っていた。
というか馬鹿にしていたわけですね。
A君は馬鹿にされてもへらへらと笑っていた。
というか笑うしかなかったのだろう。
その日もそんな感じで話が進んだ。
「崖崩れが起きた。人が落ちそうになっている。君は右手でA君を掴み、左手でB君(クラスの人気者)を掴んだ。しかし君の体力では2人分の体重を支えられない。さてどっちの手をはなす?」
一番前から順番に指名され答えをいう。
両方助ける等という答えを言うと先生が更に質問をする。
「君も死んじゃうんだよ?どっちをはなす?」
一人目はB君の彼女であった。
その人は迷わずB君を助けると言った。
みんな彼女の場合はさすがに当然だと思った。
次の人からは罪悪感が薄れ、どんどんA君は
みんなの想像の中で殺されていった。
A君を救うといった人は誰もいなかった。
A君はもう笑っていなかった。
どんどん自分の番が近づいてくる。
自分の番が近づいてくる。
いつもそこで目が覚めるのだ。
私が卒業後、あの学校に一度も訪れない事。
いまだに人間という生き物を信じられない事。
すべてはあの先生から始まったわけだ。
義務教育時代のとある授業の夢だ。
その先生は毎回のように友人のA君をネタに笑いを取っていた。
というか馬鹿にしていたわけですね。
A君は馬鹿にされてもへらへらと笑っていた。
というか笑うしかなかったのだろう。
その日もそんな感じで話が進んだ。
「崖崩れが起きた。人が落ちそうになっている。君は右手でA君を掴み、左手でB君(クラスの人気者)を掴んだ。しかし君の体力では2人分の体重を支えられない。さてどっちの手をはなす?」
一番前から順番に指名され答えをいう。
両方助ける等という答えを言うと先生が更に質問をする。
「君も死んじゃうんだよ?どっちをはなす?」
一人目はB君の彼女であった。
その人は迷わずB君を助けると言った。
みんな彼女の場合はさすがに当然だと思った。
次の人からは罪悪感が薄れ、どんどんA君は
みんなの想像の中で殺されていった。
A君を救うといった人は誰もいなかった。
A君はもう笑っていなかった。
どんどん自分の番が近づいてくる。
自分の番が近づいてくる。
いつもそこで目が覚めるのだ。
私が卒業後、あの学校に一度も訪れない事。
いまだに人間という生き物を信じられない事。
すべてはあの先生から始まったわけだ。
コメント